SSブログ

[音楽] ウツ(宇都宮隆さん)の25周年ツアー最終日@ZEPP東京 [音楽]

ウツこと、宇都宮隆さんの25周年ツアー・ザナトスの最終日@ZEPP東京。
行ってまいりました。

東京公演はツアー前半(@ZEPPダイバーシティ)にもありましたので
計2回、観ることができました。

ツアー前半とどのように変わったのか、変わらなかったのか
最終日と言う事で、なにかサプライズはあるのか、興味は尽きませんでしたが
結果は、特に変わっておらず・・・でも、最高に完成度の高いライブでした!

異色な編成(キーボード×3、ギターx1)。
カッコいい衣装(黒で統一されて、それぞれドレープやスカート)
そして選び抜かれた曲たち。

合間に入るキーボードソロ(nishi-kenさん、大ちゃん(浅倉さん)、土橋さん)
超絶ギターソロ(西山毅さん)
そしてソロに参加するキーボードの3人のドラム(とオープニングのウツ)。

それぞれがそれぞれの持ち味を十二分に発揮できるスタイルをよくぞ
見つけ出したなぁ、と土橋さん(バンマス)とウツに脱帽。
何よりみんな楽しそう。

前半も飛ばし、バラードもあり
("Next Stage"は圧巻。ウツ&大ちゃんに萌える)
後半も一気にスパートするセットリストも圧巻でしたし
"Opera Night"、"Ignition Sequence Start"、"Running to Horizon"の
TM(小室さん)所縁の曲は否が応でも盛り上がるし、あがる。
アンコール1曲目("Thank")で少し落ち着いて
ゼロより少ない始まり、で熱唱&終了

2時間、本当に楽しめたし、2回目なんだけど飽きないし
何度も見ていたいライブだな、と改めて感じた。

前述の通り、特にセットリストや演出で変わったところは
無かったけど、完成度は高まっていたし
キーボードの3人のプレイは各々で見せ場が常にあるので
何度見ても色々気づく点があったりで、変えなかったことは
むしろ有難かったかもしれない。

正直、TMのHUGEや、FINALよりも楽しめたな‥‥
納得、充実の25周年最終日でした。

有難う、ウツ&土橋さん、nishi-kenさん、大ちゃん、西山さん。

来年もまた何かのツアーに参戦するのが楽しみ!!

追伸:
 最終日と言う事もあり、関係者の方々も観覧されてましたね。

追伸:
 このメンバーの完成度が素晴らしくて
 nishi-ken or 大ちゃん or 土橋さん、西山さん、ウツの3人編成のユニットも
 十分ありなんじゃないだろうか!?と妄想していました。
 
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(7回) [音楽]

続いて、CAROL~の曲をリストアップ
-----------------------------------------------------------------
 ■CAROL
  ・Come On Everybody
  ・Beyond The Time(Expanded Version)
  ・Seven Days War (Four Pieces Band Mix)
  ・You're the Best
  ・Winter Comes Around
  ・Just One Victory
  ・Still Love Her
 ■DRESS
  ・Come On Everybody (with Nile Rodgers)
  ・Don't Let Me Cry (Jellybean)
  ・Come On Let's Dance(DANCE SUPREME)
  ・Spanish Blue(Jellybean)
  ・Get Wild 89
  ・Rainbow Raibow (Jellybean)
  ・Maria Club (Christopher Currell)
  ・Confession (Jimmy Bralower and Peter Wood)
 ■NHK紅白歌合戦
  ・Come On Everybody
 ■JUST POP UP
  ・Nervous
 ■FANKS The Live-3 "CAMP FANKS"
  ・Nervous
  ・Get Wild'89
  ・Come One Everybody
  ・Rainbow Rainbow
  ・Dive Into Your Body

 
 小室さんに蔑ろにされている"You're the Best"、好きです。
 サビの繰り返しとウツのボーカルが気持ちよくて
 もっともっと日の目を見てもいい歌なのに勿体ない作品です。
 TMって捨て曲がない反面、"捨てられた"曲は結構ありますよね。
 この曲もそうですが、"I want TV"もそうだし。
 "Childhood's End"はほぼ捨てられているし・・・。

 このころのウツの歌声は、"humansystem"同様、低音が効いてます。
 そのボーカルの良さが最もよく表現されているのは、木根バラの
 "Winter Comes Around"だと思います。
 静かな、ロンドンの朝の情景を歌っていますが、
 "寒さ"だけじゃなく"暖かさ"も伝わってくるようです。

 ちなみに"Beyond The Time"は小室さんなりにウツの低音域を
 活かしたかった作品とのことです。ちなみにCAROLに収録されている
 バージョンとシングルバージョンが異なりますが、
 "音"含めてCAROLバージョンが優れていると思います。
 ガンダムの主題歌として制作され、富野氏からかなり厳しい
 要求(だめだし)があったようで、その苦労もあり
 アニソン界だけじゃなく人気の曲になりましたよね。
 "CAROL Tour"でもリミックスされて演奏されていのですが
 JUST POP UPで演奏されたものと同じなのだろうか。
 こちらはダーク感が増して、なかなか悪くないバージョンで好き。

 DRESSで蘇った旧作品はいずれも素晴らしく優越が難しい。
 (後に追加された"Time"や"Fool~"は質が若干落ちるけど)

 "Come on Everybody"は、シングル、CAROL、Dressそして
 紅白歌合戦のMIXもどれもカッコいい。
 "Camp Fanks"のバージョンもいいし、"Come On Everybody"も
 MIXで大化けします。ナイルもノリノリだったらしい。
 "Don't Let Me Cry"や"Come On Let's Dance"、"Spanish Blue"は 
 オリジナルを超えていますね。単純に新しくなったとも言えますが
 今も時代を超えて輝いていると思います。

 "Nervous"もいいですねぇ。"Camp Fanks"バージョンは特に。
 JUST POP UPのパフォーマンスも最高ですが
 ノリという意味では、やはり"Camp Fanks"の方に分がある。
 当初発表した"Fanks The Live"シリーズは編集が凄いので
 のちに発表した"CAROL"の映像の方が、いいですよね。
 ただモリモリに盛った感のある"The Live"の編集のほうが
 見栄えはよいのですが・・(カメラワークとか)

 "Camp Fanks"のGet Wild'89、Dive into your bodyもいいなぁ。
 お祭り気分、最高潮です。これ生で見てた人うらやましい。
 カメラも揺れまくってますし、盛り上がりが伝わってきます。

 "Get Wild"はもうなんなんすかね、あのカッコよさ。
 もちろん、お二人の(小室さん、ウツ)。
 ショルキーを抱えてサンプリングする小室さん。
 キレキレのダンスとボーカル、そして時折見せる
 お茶目な表情やしぐさのウツ。
 長かったツアーだったり、CAROLという前代未聞のステージ
 が終了するお祭り気分、テンションMAXなんでしょうか。
 凄い熱気がお二人からも伝わってきますし
 最高のMIXです。最高のパフォーマンス。

 この時期もハイクオリティの名曲ばかり。
 "Still Love Her"、"Get WIld '89"だけじゃなくて
 小室さんの量産期でもあるんですけど、と同時に
 名曲(完成度の高いMIX)ぞろいというのも凄すぎです。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(6回) [音楽]

続いて、SELF CONTROL~の曲をリストアップ
-----------------------------------------------------------------
■SELF CONTROL
 ・Time Passed Me By
 ・Here, There & Everywhere
 ■Gift For Fanks
 ・Get Wild
 ・Your Song ("D" Mix)
 ■FANKS The Live -1
 ・Get Wild
 ・Maria Club
 ■Humansystem
 ・Children of the New Century
 ・Kiss You (more rock)
 ・Human System
 ・Leprechaun Christmas
 ・Resistance
 ・This night
 ■FANKS The Live-2
 ・Be together
 ・Kiss You
 ・Telephone Line

 この活動期間も名曲ぞろい。
 "SELF CONTROL"の収録曲もライブの定番が多く
 ライブバージョンが大変にかっこいい。
 ここにあげたのは既に完成形だと思っている2曲だけ。

 "ヒアゼア"は聞くたびに泣きそうになる。小室さんが学生時代に
 作ったなんて信じられない。まさに才能。音楽の申し子。
 30周年ライブでもウツが病魔に打ち勝ち、熱唱した時は
 現場で見ていてまさに泣いた。それぐらい神々しかった。
 ただミックスとしては、オリジナル版で完成していると思う。

 "The Live-1"の"Maria Club"は神ミックスですよねぇ。
 映像とのリンクも素晴らしい。このあと"Maria Club"はなぜか
 演奏されなくなって勿体ない気がする。
 高音がウツが厳しいのだろうか?それとも単純に可愛すぎる?
 Dressの出来は言うまでもなく素晴らしいが、この武道館のMIXも
 相当カッコいいし同等のクオリティとセンスを感じる。
 小室さんの(このころの)才能には驚かされる。
 レーザー光線とサンプリングボイスの同期は
 スターライトシステムの真骨頂だろうか。

 "Get Wild"@武道館。伝説の"GeGeGe" MIX。
 私はこの音源で完全にTM NETWORKにのめりこんだ。
 当時深夜のラジオ放送から流れてきたときの衝撃は、これを
 超えるものはないと思う。
 ただVIDEOに収録されている音源はやはり修正され
 どちらかというとテンポダウンしている気がする。
 Get Wildといえば踊れるユーロビート的なシングルなのに
 こちらの音源は少しロック(歌謡曲)よりである。
 でも、冒頭のサンプリングだけでも破壊力は凄まじい。
 
 地味だけど好きなのが、"Leprechaun Christmas"。
 クリスマスソングなのにカラッとしていて、ジメジメした冬の
 イメージとは程遠い。ロスの冬はこんな感じなのだろうか。
 ウツの語り掛けるような、セリフのような歌唱が気持ちい。
 このころのウツの低音は素晴らしいと思う。
 "Resistance"や"Children of the New Century"、”Kiss You"も
 そんなウツのボーカルが映える楽曲だと思う。
 この流れのアルバム(ビジュアル含めて)をもっと作って
 欲しかった。

 "The Live-2"に収録された"Kiss you"と"Telephone Line"の
 シンセプレイも大好きで、こちらも何度見たことか。
 元々切ないバラードなんだけど、裏メロが強調されるとさらに
 切なくなるし、小室さんのシンセプレイがカッコよすぎる。
 こちらはオリジナルよりもライブバージョンが圧倒的に好き。
 ウツのボーカルは、ただ「切なく歌う」というものでもなく
 どこか人として温かみも感じることができる稀有な声と思う。
 のちのTKプロデュース時代は良くも悪くも"切なさ強調"で
 ウツにとっては少し輝くポイントが違ったのかな。
 今は逆に高音域の伸びが凄くて、低音を活かしてもいいのに、
 と思ってしまう。ないものねだり。

 "Be Together"も同じですね。間奏の打楽器的にプレイする
 小室さんがカッコよすぎて・・・。今も昔もあんなプレイする人
 いないでしょ(弟子・浅倉さん以外は)
 エナメルの衣装とともにキーボードプレーヤーとしても最高。
 こちらもオリジナルや、ミルキーバージョン(Dress)よりも
 ライブバージョンが圧倒的に好き。
 
 木根バラも相変わらず美しい。"Time Passed Me By"は衝撃的だった。
 歌詞も好きだし、木根バラって歌詞もいいんですよね。
 情景が伝わってくるし。"1/2の助走"や"Confession"も
 歌詞が好きだったりする。小室さんもこの時代神がかっているけど、
 実は木根さんの作曲も相当いいですよね。
 木根バラはオリジナルで完成されている、いじらないでも
 全然OK。強いて言えば、ウツが若干歌い方を変えるので
 その違いの好き嫌いだけだろうか。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(6回) [音楽]


 対象作品から特に好きな曲をリストアップしてみた。

 TMがきちんと活動していたころは、捨て曲がない(極端に少ない)。
 個人的にはない。初期アルバムにあるような1曲目のインストさえも
 カッコいいし、それなりの存在感がある。

 小室さん(と木根さん)の能力高すぎですわ、やはり。
 小室音楽は"消費音楽"の象徴とも言われているけど、
 そもそもPOPSは大衆向けの音楽だし、これだけキャッチーなメロディを作り
 続けられる人は限られているし、時代の寵児になったのも頷ける。
 
 リストにあげた曲は
 別バージョンがあり、バージョン違いで明らかに優越が付いたものは
 そのバージョンのみを挙げてみた。優越がつけられないのは
 重複する。

------------------------------------------------------------------
 ■Rainbow Rainbow
  ・1974
  ・金曜日のライオン
 ■CHILDHOOD's END
  ・INNOCENT BOY
  ・FANTASTIC VISION
  ・愛をそのままに
 ■Twinkle Night
  ・Electric Prophet
 ■GORILLA
  ・雨に誓って 
  ・I WANT TV
  ・Passenger
 ■FANKS "Fantasy" Dyna-mix
  ・FAIRE LA VISE
  ・RAINBOW RAINBOW
  ・Dragon The Festival

 TMの初期作品からリストアップ。
 初期の楽曲は、後のREMIX作品やライブ音源が沢山あり
 REMIXが好きなものが多いので、オリジナルから
 リストアップされているのは少ない気がする。
 でもどの曲も思い入れがある。一番カッコいいのは"Fantasy"に
 収録された"Rainbow Rainbow"だろうか。
 小室さんのショルキーの演奏が素晴らしい。

 木根バラも相当好き。ここで挙げた「愛をそのままに」は
 木根バラの中では比較的地味かもしれないが、コーラスが美しい。
 彼らはしっかりコーラスで聴かせられる実力もある。
 デジタルと人間的なボーカルの両面が矛盾することなく
 両立しているのが彼らの魅力でもあると思う。

 "Gorilla"は大半の曲が、のちのライブで定番になってたりするので
 アルバムでのリストは少ないかもしれない。
 このアルバムだけでライブしても結構盛り上がると思うし、
 やはり"FANKS"はカッコいい。

 "Dragon~"も好きだし、初期作品時代で既にいい曲ばかりですねぇ。
 "1974"最初に聞いた時は衝撃だったし。
 こういうセリフというか情景を思いうかべることのできる
 曲もそうないし、セリフは英語だし、SFだし。
 "金曜日のライン"も様々なヴァージョンがあるけど
 "1974"同様、オリジナルが一番いいと思う。
 それくらい完成しているし、歌詞も素敵。

 まぁ、あの時代、この曲が売れるとは思わないけども(苦笑
 ※北海道地区では盛り上がったらしい
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(5回) [音楽]

つづいて、(オリジナル)アルバム未収録の大事(と思う)なシングルと
映像作品を振り返りたい。

--------------------------------------------------------------
【Single (アルバム未収録)】
1. Dive Into your body
2. Nights of the Knife
3. Time Machine
4. Wild Heaven
5. Girl Friend (Seven Days Warのカップリング)
6. We Love the EARTH (Single Version)
7. The Point of Lovers Night (Single Version)
8. 一途な恋

"Time Machine"(ライブ音源)含め何かしらの作品には入っているのだが、
オリジナル作品からは漏れてしまった主要な作品たち。
"Nights"は最後の最後のシングルなので、オリジナルアルバム未収録は
仕方ないのだが、勿体ない作品ともいえる。今後のSONY商法に期待だろうか。
"Dive~"や、"Wild Heaven"、"一途な恋"は収録されなかったのが残念。
"EXPO"に入る予定もあったようなので、余計に残念感が漂う。
小室さんやメンバーの許しがあれば、EXPOの完全版として、フルスペックで
発売してもいいのではないだろうか?(SONY商法に期待だ)

---------------------------------------------------------
【対象映像作品】
1. All the Clips
2. Fanks Fantasy Dyna Mix
3. Fanks The Live 1 (Fanks Cry-Max)
4. Fanks The Live 2 (Kiss Japan Dancing Dyna-mix)
5. Fanks The Live 3 (Camp Fanks)
6. Wold's End I・II
7. NEC スーパーライブ (WOWOWで放送されたもの)
8. Expo Arena (Final)(WOWO&パッケージ化されているもの)
9. Last Groove 5/18、5/19 (4001 days groove)
10. Incubation Period
11. Final Mission
12. 30th 1984 ~ (beginning of the end)
13. QUIT30 tour(HUGE DATA初期特典)
14. HUGE DATA
15. 30th FINAL
16. Starcamp Tokyo (NHK)
17. Just Pop Up (NHK)
18. その他NHK紅白歌合戦、民放各局で放送された歌番組

 私が手に入れたり、動画サイトで確認できたもので主要なもの。
 初期の作品は、力の入れ方がというか、時代背景的に厳しいし
 基本的に"音源"としてはどうでもいいものなので、外します。
 (All the Clipsで十分だと思う)
 TV放送は沢山あるので代表としていくつか挙げたが、TV放送では
 素敵なアレンジで歌っていますよね。
 特にNHK紅白歌合戦、JUST POP UPのアレンジは素敵なものばかり。
 ベストテンのGet Wild(オリジナル)、Get Wild '89のアレンジは
 もはや伝説レベルだし、意味不明なお姉さま方が不要ではあったが、
 MステのLove TrainのClub Mixは最高にかっこいい(神レベル)。
 衣装も悪くなかったし、こういう一般受けする映像やライブ、
 ジャケットで頼みますよ、ほんとに・・今更ですけど。
 NECスーパーライブのMIXもよくて、こういう作品を後世に残してほしい。
 お祭りという側面からか、選曲もらしくなく王道で、
 We love the Earthはベストリミックスではないだろうか。
 サポメン・浅倉氏も大変楽しそうである(笑

と言う事で、一部の音源(アルバム未収録)と映像を振り返った。
某人気ブログ(FANKSの間で)にもある通り、映像はかなり編集され
音と映像があってないことあるし、木根さんの音楽的な役割は
ほぼカットされるという鬼の処遇が大半を占めるのが残念である。
坂西さんがディレクションしているハズなのだが、この辺の理由を
聞いてみたいところではある(確か既に故人のはずですけど・・)
木根さんの存在意義はコーラスだったり、味付けのカッティング、
たまのハーモニカ、ピアノ、アコースティックなのに
コーラスが消え、カッティングが聞こえなければ音楽的な
存在感はまるでない(言い過ぎか?)
容姿的に重要でもないし・・

WOWOWで放送されたものは、動画サイトでも観れるので
多くのFANKSが目にしていると思うが
このころのウツは美しい。終了ライブまで「美貌」が維持される
のだが、このあとはその反動からか、劣化が著しいので残念。
還暦を過ぎた今現在、年齢を差し引いたら容姿は相当復活した。
オシャレ感も増し、もう少し日の目を見てもいいのだが・・・。
どうもウツの容姿と世間の注目度は反比例するらしい。

Fanks the Liveが発売されたのは確か中学生の頃だったと思う。
(子供には)結構な値段だったのだが、全巻揃えて何度も見た。
特にKISS JAPANのBe Togetherは何度見たことだろうか。
VHSなので劣化を気にしていたが、劣化したら買いなおせば
良いのにね、と今更ながらに思う。VHSあるあるかなぁ。
今もDVDで何度も見ているので、昔と変わってないか(苦笑
最近、2曲追加された"Remaster"版が発売されたが、
まさしくSONY商法だったようだ。私はどうでもいいので買わなかった。
そういうものが欲しいのではないので(完全版ですよ、欲しいのは)

次回から前回までのアルバムや、今回のシングル、映像作品の中から
好きな曲をリストアップしていきたい。
正直、取捨が難しく大量になってしまった。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(4回) [音楽]

次はQUIT30まで。これでアルバムはおしまい。

---------------------------------------------------------------------------
15. Major Turn-Round (9th)
  小室さんが出演する番組で煽ってたと思うのだが、世間的には
  TMの復活に対して特に盛り上がりを見せてなかったと思う。
  むしろ戸惑い?なんじゃないだろうか。あの終了宣言に対して。
  だって、TM NETWORK、TMNの活動は一切しないといったし、
  そもそも復活早すぎじゃね?と思ってたし、私も。

  小室さんは時代の寵児になっていたものの、残りの2名は
  どちらかというと尻つぼみ的な、時代に取り残されていたと思うし
  そういう意味でも、起死回生を狙ったというか、残念な復活とも
  捉えられる側面があったと思う。(いや大きかったのか)

  作品は素晴らしいのにセールス方法や、3人の容姿含めて売れるための
  要素が少なかったと思うので、不幸な作品だと思う。
  特にウツの容姿も異常なほど劣化していた時期で、見ていてつらかった。

  ただ、Ignition~など、作品としてはよく出来ていて、3人の意気込みも
  伝わってきた。・・・が、プログレが世の中に受け入れられるとは
  到底思えないし、曲数も少ない。TM(小室さん)は、
  何を狙っていたのだろうか?セールス(人気)だろうか???
  TM時代からずっと引きずっていた空気読めないチカラというか、
  万人受けを狙いたいのか、狙いたくないのか、バランスが悪いというか。
  売りたいのであれば、Get Wild路線か、ダンス(TK)路線か、
  とにかく王道プログレスタイルではないはず。

  Cube、Pale Shelter含めていい曲ばかり。重ね重ね惜しい。
  曲数をもう少し増やして、往年のTM曲らしい楽曲があれば、
  もっと日の目を見たアルバムだと思う。

  ジャケットはもう、もはや・・・・・のレベルです。
  でも、このころは容姿の劣化甚だしいので、むしろ良かったか。
  TMで活動するんだから、容姿は大切だと私は思っているので、

  この辺りからの活動は、ウツソロ含めて許容範囲外でしたわ。
  小室さんいわく「うち(=TM)は、カッコからだから」です。

16. Dress2 (Re-product)
  Major~から一気に"Dress2"まで飛びます。その期間は私の中で
  TMの暗黒期です。作品的な価値のあるものが見いだせない。

  震災のイベントから復活した活動の中でうまれたアルバム。
  それまでのライブが旧作品の並べ替え+ストーリー仕立てだったので
  ここからどうするのかな?と思っていたところに、"Reproduction"を
  発売。この企画はなかなかTMらしくて良かったと思います。

  小室さん自身による"Reproduction"。自身でのReproductionだから
  FANKSの間でも"Classix"でしょ?と突っ込みが入ったアルバムですが
  なかなかどうして出来は悪くない。大人の都合なのかもしれないが
  再録したボーカルとRainbow RainbowのMIXは特に良かったと思う。
  やる気のある時の小室さんはいい仕事をするな、と再認識したアルバム。
  でも、トータルでは、"Dress"にはもちろん負ける。
  
  リベンジしたかった、というアクシデントもオリジナルの勝利。
  永遠のパスポートが収録されたのは嬉しかったが、オリジナルの勝利。
  
  ただ総じてREMIXのクオリティは高く、たまに聞く分には申し分ない。
  突拍子もないアレンジだったり、ただただイントロが長いREMIXだと
  聞くに堪えないけど、どれも許容の範囲内におさまっているし。

  でも、もし現代のプロデューサーに頼んでREMIXしてもらったら・・と
  妄想が膨らむ。例えば、デビッド・ゲッタと、K-POPのYGとか。
  BEPに頼んでも面白そうだし、avexでやってみたらどうだろうか?
  Dress3。意外に?ありなんじゃないの!
 
  ジャケットも毎度のごとく意味不明ですね、この辺はもう
  全く力入れてないですよね、メンバーも、レコード会社も、事務所も。
  せっかくCDパッケージされるのだから、こだわってほしいところです。
  
17. QUIT30(12th)
  TMとして十中八九最後のオリジナルアルバムにして、CAROLの続編。
  続編だが、ファンタジー感もなく、続編感を全く感じられない。
  ミュージカル風というよりも、小室さんが感じていたメッセージを
  詩にしましたという解釈の方が正しいと思う。
  小室さん著の「CAROLの真実」も読んでみたもののよくわからない。
  作品として単純に面白くないというか・・木根さんにお願いしても
  よかったのに。或いはつながりのある今野敏氏とか。
  ライブがミステリアスだっただけに肩透かし感もあったし、
  皆が望んでていた続編ではなかった。空気読めない小室さんらしい。
  誰かちゃんと言ってあげればよかったのに。

  ただ先行して発売したシングルはアルバムバージョンが良かったし、
  組曲も力作であることは分かるし、木根バラも相変わらず素晴らしいし。

  ただ、DRESS2同様、オリジナルというか前作を超えることは無く
  2枚組でCAROLの再録もされているが、
  こちらもオリジナルに敵うはずもなく、ドキドキ感や空気感も消えていた。
  CAROLのスタートはまるで映画のようなのだが・・・。
  こちらは、ただのREMIXで音の広がりが見事に消えていた。
  映画でいうとミッションインポッシブルの1作品目はスパイ映画だが
  続編からはただのアクション映画になった、そんな感じ。
  良い悪いじゃないけど、少しクラシカルな面は残してほしかった。

  Still Love HerやJust One Victoryなどの人気曲をいれれば
  セールス的には伸びたと思うのだが、大人の事情だろうか?
  ウツ自身も残念のコメントがありましたね(FC会報で)

  ちなみにジャケットは3人が登場。やっと普通の3人。
  いやいやCAROL推しなんだから、ここは普通じゃだめでしょ!?
  なんかもう・・・残念感が半端ないですよね。
  
という、安定期?~復活期までのアルバムの個人的感想。
この期間、無意味な作品は発表されていたが、ウツのビジュアル含め
抹殺した期間があるのは言うまでもない。

終了して以降、3人で何かを進めたという感じはさらに薄れ
小室さんの諸事情でつまり、大人の事情が絡み過ぎて
それに引っ張られ、クオリティも極端にふれたそんな時期。

QUIT30はそういう意味では大事に作られた数少ない作品だと思う。

次は映像作品と簡単に振り返り、いよいよ
好きな曲を対象のアルバムからピックアップしたいと思う。

振り返ってみると最初の10年は活動が濃いですね。
特に87年~89年あたりはまさに絶頂期。
CAROLツアーが終わって休みたかったのも分かります。
多分、ほぼ休みの無いスケジュールだったと思うし。
もし、活動を定期的に行っていれば、いまのJ-POPは
また違ったんだろうな、と思う。良くも悪くも。


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(3回) [音楽]

続いて、TMN~終了期まで。

--------------------------------------------------------------------------------
10. Rhythm Red(7th)
  活動休止後のユーロビートから"ハードロック"への路線変更して
  グループ名も変えてしまった作品で、TM史上、最もハードな作品。
  "ハードロック"というのは正しくなく、現在ならば間違いなく
  デジロックのカテゴリに入り、"デジタル"つまり、
  それ以前の活動とも矛盾しないと思うのだが、当時は打ち込みも
  ロックの正しい解釈(伝え方)は今もって一般メディアにはないので
  単なるハードロックとして捉えられてしまったのは仕方ないのかも。
  ただ、TM NETWORKは音楽性をコロコロ変える、というのは
  活動全体を通してそうなので、別にグループ名を変えなくても
  むしろTM NETWORKとしての方が説得力はあったんじゃないかとも思う。
 
  私も当時は「(ハード)ロック」になったと思ったし、このまま
  ずっとそういう路線で行くものと思っていた。
  周りもその変わりよう(衣装含めた見せ方含む)に驚いたというか
  ついていけなかった人が多かったと思う。周りからもそう言われた。
  「TMって、ハードロック路線なの?」と。
  正直よくわからなかったので、あいまいに答えた記憶がある。

  もう一つ、よくわからなかったのはビジュアル戦略。
  TMというか事務所なのか、本当に衣装含めてビジュアルづくりが下手。
  あれだけ「映像」に拘っていたのに、万人に受ける「絵作り」は
  できず、「Rhythm Red」についてきた写真(浮遊している)は意味不明。
  なぜ自分たちの商品=TMの3人をまともにかっこよく撮れないのか、
  と当時も思ったほど。

  ただアルバム自体の完成度は、コンセプトが明快だったことも
  幸いしたのか、小室さんの単なるやる気か、元々の音楽ルーツとの
  相性の良さか、かなり高いと思う。
  テクノロジーと、ハードさとポップさとノリの良さの纏まりが良いと思うし。
  小室さんのコメントでは、
 「この路線が怖くて(最後に)、RHYTHM RED BEAT BLACKを追加した」とのこと。
  分かりますねぇ。私も当時はこの曲に救われた。やっぱりキャッチーなメロディが
  ないと当時の子供たちには受け入れられない・・。
  でも当時は受け入れられなかった曲も今聴くと、かっこいいし、むしろ
  シングルカットしたものよりも完成度は優れていると感じるし、リピートしている。
  唯一残念なのは、The Point of Lover's nightのスカスカ感か・・。

  このアルバムはデジロックをTMらしく時代を先行して取り入れたとも評価できる
  一方で、もう少しセールスを期待するのであれば、
  もっと分かりやすい音と見せ方の工夫もあってよかったと思う。

  特にこのころのライブのウツのダンスは前衛的で独特だけども
  しかもヘッドセットで歌うなんて極限を表現している(まさにRED=限界域)が
  万人には受け入れられるものでは明らかにないし。
  だってその前の活動は、"Dive into"のおしゃれスーツだもの。
  シースルーに意味不明なジャケットとパンツ・・・
  衣装担当とスタイリストは激しく反省してほしい・・(今更)

  ダンスに関しては振付師とダンサーがもめたらしい。
  この辺りの真実(どっちがヘンな振り付けを考えたのか)を
  知りたいところではある。
 
  ウツのビジュアル的には最高潮の時代だったので
  余計に残念だった。

  まぁでも、確かにスーツでは歌えないし、ガンズのような
  ホットパンツ&裸で歌われても困りものだが・・
  ソロでやった、パッツンパッツンのつなぎでもよかった。
  

11. Expo(8th)
  TM史上最も売れたシングル"Love Train"を収めたアルバムであり、
  EXPOらしく、音楽のジャンルの博覧会的で一見まとまりがないが、
  ハウスやループというウラコンセプトでまとまっている。

  正直、ウツが歌う歌唱曲がもう1,2曲あったり、
  WILD HEAVENや、Dive Into~のハウスバージョンでも収録されたら
  セールス的にももっとよかったのではないかと思うし、
  完全版として、SONY商法で発売してもいいかな、とも思う。

  RHYTHM REDで振り切れたロック路線から、ポップ路線への
  再びの変更と思われたが、実際は、コンセプトアルバムを
  CAROL以降続けているので、"打ち込み"だったり"ハウス”に
  変えても、本来は違和感がないはずなのだが
  周囲にはうまく伝わってなかったと思われる。

  出来栄えは安定のTMだと思う。やはり周囲が求めているのは
  "ロック"ではない"ポップ"なんだと思うし、私もそうだった。

  でも従来のFANKSたちには、"カラオケ"を意識した
  "Love Train"には賛否があったみたい。
  私はガキだったこともあり、素直に「いい曲だなぁ」と
  思っていたんだけど(苦笑

  長い間奏はカラオケ向きじゃないし、これをカラオケ向き
  というのもどうなのだろうか、と思う。
  むしろ、"Get Wild"のほうがカラオケ向きだと思うのだが・・

  ともあれ、ウツのボーカルを活かした曲が若干少ないのが
  残念だったのと、もう一つ残念だったのは
  We Love the EarthがREMIXだったこと。
  REMIX自体は悪くないのだが、シングルバージョンが素直に良かった。
  もちろん、REMIX版もカッコいいのだが、それはそれで。

  相変らず残念なのはジャケット。
  宇宙人の3人なのだが、なんと、かっこよくも、おしゃれでもない
  意味不明な「絵」。無駄な努力というかお金というか。
  ビジュアルが素晴らしいメンバーがいるので(ウツ、小室さん)、
  もっと(お二人を)全面に押し出してもよかったのに。
  
  シングルのセールスが好調な一方で、EXPOが好調だったというのは聞かない。
  前述の通り、もっと売れたければ、シングル曲を入れたり、
  ジャケットを何とかすれば、確実に売れたんですけどねぇ。
  それが勿体ないというか。FAN(KS)だけを対象としたアルバムに
  なってしまっていると思う結果的に。
  挑戦的であるがために、セールスは望めませんよね・・・
  クオリティは高いのだが。  

12. Colosseum I, II(ライブベスト)
13. Classix I, II (リミックス)
14. Last Groove 5.18&5.19 (ライブ)

  ライブベスト、小室さんのRemixアルバム、終了ライブの音源。
  特筆すべきものは特にないのかもしれないが、
  Colosseumは、常々ライブ音源が欲しいと思っていた私には
  凄くうれしかったのを記憶している。
  Kiss Youのカッティングは木根さんなのね・・・(ナイスMIX)
  実は今の良く聞くアルバムたちだったりします。

  TIME MACHINEのライブ音源が唯一だし、
  KISS JAPANのBe togetherも入っているし。
  音の加工については色々言われてたりするけど、ライブ音源は
  これらしかないし。30周年のツアーのライブ音源もちゃんと出せば
  一定枚数(D/L数)は売れると思うのだが・・。

ということで、TMN(期)を振り返ってみた。
この時期もTMは安定した人気を保っていたし、頭打ちといえば
それまでだけど、決してレコード会社や事務所的には不満は無かったと
思うんだけど、グループの勢いは周りに抜かれていっている時期でもある。
B'zやX、ドリカムなど後輩がどんどん出てきて、
どんどん枚数的に抜かれていく時代でもあるんだけど、決して
人気が下がったわけじゃなくて、もう少しプロデューサーとして
きちんと周囲の期待に応えていれば、もっと売れたと思う。

ただ小室さんはそれをしなかったというか
まだアーティストというか、TMとしてのいい意味での
こだわりがあったのだろうか。

それともいつもの空気読めない小室さんだったのだろうか。

何はともあれ音楽的な出来栄えを優先してしまうところが、
小室さんらしい。RHYTHM~や、EXPOはまさにそうで
お茶の間には響かない音楽だし。
もっとキャッチーで、ウツや自分のビジュアル押しで
どんどんシングルを出せば、チャートを席捲できたと思うが。

周りがビーイングでしたしね・・TMとしてはできなかったのかな。
プライド的に。

次は、暗黒期を飛ばして、30周年期+アルファを振り返りたい。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(2回) [音楽]

続いて、TMのSELF CONTROLから。個人的な感想。

-----------------------------------------------------------------
5. Self Control(4th)
  Self Controlが収録された4thアルバム。3rdアルバムの勢いを
  さらに加速させることできたと思う。木根さん曰く追い風を
  感じることができたとの事。分かりやすいキャッチーな曲と
  小中高生に響く歌詞。そして黒で統一した衣装など、全体として
  分かりやすいと思う。3rd -> 4thの音楽性もかなりの変化なのだが
  受け入れやすい分、許容できた人が多いと思う。
  でも、大人音楽から一気に小中高生向けに変わった違和感は
  あったんだろうなぁと思う、初期のFANKSたちには。
  
  小室さん曰く、BOOWYの世界観にというか、クオリティに
  やられてしまったとのこと。正直、TMのほうは歌詞に
  青臭さがのこるし、音もそんなに良くないというか。
  でも、ポップ(ロック)アルバムとしては最高だと思うし、
  まさに捨て曲の無い一枚。 
 
6. Gift For Fanks(ベスト)
  Get Wildを収録した初期の活動では唯一のアルバムであり、
  唯一のベストアルバム。あまり本人たちは関与していないとの
  こどだが、見事な選曲と曲順だと思う。
  こういう「素直」なベストアルバムはTMにとって珍しいのだが
  のちにレコード会社都合か、なにかで、どうでもよい
  ベストアルバムが増え続けてしまったのが残念。
  このころはまだスタッフからの愛情も感じられる。

7. Humansystem(5th)
  TMで一番好きなアルバム。ジャケット、世界観、YAMAHA DX7と
  海外スタッフたちで作られた音、小室さんのメロディセンス。
  そしてウツのボーカル。

  どれをとっても素晴らしい。セールスでは負けているけど、
  くだんのBOOWYの「PSYCHOPATH」と比較しても同等以上
  だと思う。

  木根さん曰く、「TMとしての居場所が見つかった」とのことで
  私もTMとしての、TMらしい最後のオリジナルだと思う。
  この後発表されるアルバムは、良くも悪くも「企画もの」だし。

8. Carol(6th)
  TM史上最も売れたアルバム。当時の小中高生(私)を夢中にさせた。
  TMの代表的なアルバムだが、私的には大人になってから
  その音の良さが分かり大好きになったアルバム(特にCAROL組曲)。
  恐るべしレコーディング技術。CAROL組曲以外の曲が素晴らしく
  それゆえ人気のアルバムだと思う。TMの絶頂期のころに
  当時のスタッフ(日本・海外)の情熱とお金を使えて出来た
  ミラクルな作品だったと思う。後に続編(QUIT30)も作られけど
  やっぱりレコーディング技術で負けていると思う。
  あのドキドキ感はQUIT30からは伝わってこなかったし、それ以外の
  曲のクオリティも負けてしまっている(悪いという意味ではない)
  やはりCAROLが特別だったんだ、と逆に気が付かされた。
  
9. Dress (Re-product)
  REMIX版にして完全オリジナルと言っていいほどのクオリティ。
  海外プロデューサー陣のクオリティに脱帽。
  旬は過ぎていたとはいえ、一流は一流であることの証明だと思う。
  Maria Club、Don't Let Me Cryをはじめ、オリジナルをこえているものもある。
  CAROL同様、こちらもDress2が後に作成されたけども
  やはり、Dressを超えることができなかった(悪いわけではない)
  それぐらい、Dressの完成度は高かったし、衝撃の一枚だった。
  歌謡曲中心のランキングに、Get Wild '89のようなイントロが1分を超える
  歌を入れたのはTMらしいと思うし、REMIX版が愛されるのもTMらしい。

という、TM NETWORKの絶頂期を個人的な思い出で振り返ってみた。
やはりこの時期のTMの活動の充実ぶりには改めて驚かされる。
やっぱり年齢的にも、スタッフの情熱だったり全てが好転していたと思う。
ライブでは、"Starcamp Tokyo"のような微妙なものもあるが
全ては実験的で挑戦的で、かつ商業的にも成功していたと思う。
残念ながら「打ち込み」という音楽ジャンルが浸透しておらず
そのあたりの"毛嫌い"だったり、小室曲への批判的な意見だったりで
人気のわりにセールスは伸びていなかったことが悔やまれる。
CAROLですら、ミリオンというわけにいかず、シングルでも
後の"LOVE TRAIN"が最高という実態だったこと。
年間チャートでも、全然だったし。
私の周りにも打ち込みを茶化す人たちもいたし。
そういうセールス面の実態が、TMNへと変化、終了に至ったと思う。
実際、小室さんの挑戦的な意志と事務所やレコード会社の意思は
違っていたし(NHKの特集番組だったりでの、コメントを見ても)

FAN(KS)としても、もしこの路線を続けていたら・・・と思う。

でも挑戦自体はアーティストとしては健全だし、それ自体を
もっと評価されるべきなんではないかと思う。

小室さんの特集を見ても、TK時代の苦労話しや、光と影に
焦点があててしまうものが多くて
もっと、小室さんの挑戦したことに対して光をあてても
いいんじゃないかと思う。

最終的にTMの終了はのちの"TK"につながり、今のウツソロの充実にも
つながっているのだと思うと、複雑な心境でもあるんだけど、、

とりあえず、QUIT30までアルバムを振り返り
好きな曲をリストアップしようと思う。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(1回) [音楽]

まず、アルバムとその感想。あくまで個人の感想、思い出。個人用の記録。


活動初期の3作品とミニアルバム(1作品)
---------------------------------------------------
1. Rainbow Rainbow(1st)
  エコー感のない音が特徴。歌詞も不思議に満ち溢れている。
  デビュー作にしてTM史上最もテクノ寄りのアルバム。
  名作ではないが、実験的・挑戦的な楽曲たちが並び、
  彼ららしい立ち位置で作られていたと思う。
  音的には小室さんの後の発言で衝撃的な事実が発覚。
  なんとこのアルバムは「生」音で制作したかったとのこと。
  しかも全曲。ほんとに??
  結果としてこんなアルバムになったと仰っているし、
  意図した音ではない???それがまた不思議。
  不思議と言えばこのころは、雑誌のインタビューでは
  「ヴィジュアルにこだわっている」はずなのに
  ジャケットにはウツも小室さんも出ていない。
  矛盾だらけ?のスタートで売れる要素は低いかな、と。

2. Childhood's End(2nd)
  1stを失敗ととらえたのか、1stとは真逆に振れてしまったアルバム。
  音は良くも悪くもマイルドになり
  結果として1stで捕まえたなけなしのテクノファンの期待に応えられず
  新しいファンもつかめず、セールスも散々、のちのファンにとっても
  非常に地味な立ち位置となってしまった不幸な作品。
  しかしながら、ポップアルバムとしては地味だが良質な曲が多い。
  TM史上最もポップにふれたアルバムで、大好きなアルバム。
  都会、男女、海、夏、そんな単語が良く似合う素敵な作品。
  TM史上最も「爽やか」なアルバムだと思う。

3. Twinkle night(ミニアルバム)
  シティポップ路線から、突如アニメ映画の音源が主体のミニアルバム。
  CAROL以外では最もファンタジーにふれたアルバム。
  未来(SF)、シティポップときて、アニメ(ファンタジー)となり
  支離滅裂な状態であることが良くわかる。勿論商業的に失敗したが
  メロディアスな楽曲が並び、Electric Prophetのような
  FANKSにとって大事な曲が収録されている。
  
  しかし「ヴァンパイアハンターD」の妖艶、ダーク感が全くない、
  アニメタイアップなのにアニメとは無関係の音になっていると思う。
  しかもジャケットもダーク感のかけらもないファンタジー。
  2ndと同じく売り方を間違えてしまった不幸な作品。
  せめてジャケットが何とかならなかったのか、と当時も今も思う。
  ヴァンパイアハンターDも好きな作品だけに残念感が半端ない。
 
4. Gorilla(3rd)
  商業的な失敗から事実上のプロデューサの交代(小室さん->EPIC)。
  ファンタジー路線は無かったことになり(特にミニアルバム)、
  DISCOを全面に打ち出した作品。
  ただファンタジーの代わりに、"SF"感はいい具合に残り、のちの
  「Humansystem」までの路線の下準備にはなっていると思う。
  音も非常に勢いがあり、やはり大人の判断はジャケット以外は
  正しかったと思われる。(ジャケットは後に散々な言われようですが)
  "FANKS"が生まれたのもこのアルバムから。
  NervousやCome On Let's Dance、You can dance、名曲ぞろい。
  ライブ映像をみてもこのころからようやく「観れる」ものになった。
  やはり経験を持ったディレクターに任せたのは良かったと思う。

という、初期のアルバム(3枚+ミニアルバム1枚)の個人的な感想。
"Get Wild"世代としては、このあたりはリアルタイムで聴いていない。

当時年上のお兄さん・お姉さんの方々には
"Get Wild"とかよりも、"Come On Let's Dance"が好きという
人たちが一定数いて、なんでだろうと思ったものだ。
今ならば納得はできる。やはり、FANKS路線は別のカッコよさがある。

ライブを見ても、サポートメンバーが充実しているし
ベース(フェンスのマットシ最高)が効きまくりで、かっこいい。

CAROLの再演は図らずも叶ったのだが、できれば"FANKS"をもう一度。
89年にやったユーロビートではない、正当なFANKSをもう一度、と思う。

当時のインタビューを読み返してみると、3人共に前向きだけど
音楽的な軸はまるで決まっていないのが良くわかる。
アルバムを作りながら自分たちの音楽を固めていく、という80年代の
独特の傾向だと思う。今、デビューする人たちは自分のやりたいことを
自由に発表しているのに比べると、非常に独特。
その結果、TMもそうだけど、初期のアルバムは全く方向性が違うもの
だったりするのが面白い。
BOOWYも1stのMORAL、2ndのINSTANT LOVEは全然かっこよくないし
3rdのBOOWYからいきなりかっこよくなったのは、TM同様
外部のプロデューサー(佐久間さん)がついてから。

TMの場合、BOOWYに比べても1st、2ndの出来自体は上だと思うが
のちの作品含めて混迷さはTMのほうが圧倒していると思う。

いずれにしても、主導権がレコード会社にある程度移った
3枚目からがTMとしても、まともな商業的な作品だと思う。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(0回) [音楽]


TM NETWORKのファン(FANKS)としては、今年は重大な年だった。
シンセ・キーボードを中心としたデジタルポップユニットの
シンセ・キーボード担当の小室さんが引退してしまった。
演奏面もさることながら、企画・音、メインコンポーザーである
彼の引退はユニットの活動そのものが「終了」と言う事になる。

私もほかの多くの方と同様、アニメEDからTMが好きになり
今もってずっとFANKSであり続けているのだが
活動終了も決定的なので、このあたりで彼らの作品を
振り返りながら私的なランキングでも作ってみようと思う。

90年代に活動を終了するまでの作品は、いわゆる捨て曲もなく
REMIXも多い彼らなので大変なんですけど。
でも、まぁ、私的だし、個人ブログだし、とりあえず。

次回、まずは対象となる作品群を振り返ってみようと思う。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽