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[音楽] TM NETWORKの好きな歌ランキング(私的)(2回) [音楽]

続いて、TMのSELF CONTROLから。個人的な感想。

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5. Self Control(4th)
  Self Controlが収録された4thアルバム。3rdアルバムの勢いを
  さらに加速させることできたと思う。木根さん曰く追い風を
  感じることができたとの事。分かりやすいキャッチーな曲と
  小中高生に響く歌詞。そして黒で統一した衣装など、全体として
  分かりやすいと思う。3rd -> 4thの音楽性もかなりの変化なのだが
  受け入れやすい分、許容できた人が多いと思う。
  でも、大人音楽から一気に小中高生向けに変わった違和感は
  あったんだろうなぁと思う、初期のFANKSたちには。
  
  小室さん曰く、BOOWYの世界観にというか、クオリティに
  やられてしまったとのこと。正直、TMのほうは歌詞に
  青臭さがのこるし、音もそんなに良くないというか。
  でも、ポップ(ロック)アルバムとしては最高だと思うし、
  まさに捨て曲の無い一枚。 
 
6. Gift For Fanks(ベスト)
  Get Wildを収録した初期の活動では唯一のアルバムであり、
  唯一のベストアルバム。あまり本人たちは関与していないとの
  こどだが、見事な選曲と曲順だと思う。
  こういう「素直」なベストアルバムはTMにとって珍しいのだが
  のちにレコード会社都合か、なにかで、どうでもよい
  ベストアルバムが増え続けてしまったのが残念。
  このころはまだスタッフからの愛情も感じられる。

7. Humansystem(5th)
  TMで一番好きなアルバム。ジャケット、世界観、YAMAHA DX7と
  海外スタッフたちで作られた音、小室さんのメロディセンス。
  そしてウツのボーカル。

  どれをとっても素晴らしい。セールスでは負けているけど、
  くだんのBOOWYの「PSYCHOPATH」と比較しても同等以上
  だと思う。

  木根さん曰く、「TMとしての居場所が見つかった」とのことで
  私もTMとしての、TMらしい最後のオリジナルだと思う。
  この後発表されるアルバムは、良くも悪くも「企画もの」だし。

8. Carol(6th)
  TM史上最も売れたアルバム。当時の小中高生(私)を夢中にさせた。
  TMの代表的なアルバムだが、私的には大人になってから
  その音の良さが分かり大好きになったアルバム(特にCAROL組曲)。
  恐るべしレコーディング技術。CAROL組曲以外の曲が素晴らしく
  それゆえ人気のアルバムだと思う。TMの絶頂期のころに
  当時のスタッフ(日本・海外)の情熱とお金を使えて出来た
  ミラクルな作品だったと思う。後に続編(QUIT30)も作られけど
  やっぱりレコーディング技術で負けていると思う。
  あのドキドキ感はQUIT30からは伝わってこなかったし、それ以外の
  曲のクオリティも負けてしまっている(悪いという意味ではない)
  やはりCAROLが特別だったんだ、と逆に気が付かされた。
  
9. Dress (Re-product)
  REMIX版にして完全オリジナルと言っていいほどのクオリティ。
  海外プロデューサー陣のクオリティに脱帽。
  旬は過ぎていたとはいえ、一流は一流であることの証明だと思う。
  Maria Club、Don't Let Me Cryをはじめ、オリジナルをこえているものもある。
  CAROL同様、こちらもDress2が後に作成されたけども
  やはり、Dressを超えることができなかった(悪いわけではない)
  それぐらい、Dressの完成度は高かったし、衝撃の一枚だった。
  歌謡曲中心のランキングに、Get Wild '89のようなイントロが1分を超える
  歌を入れたのはTMらしいと思うし、REMIX版が愛されるのもTMらしい。

という、TM NETWORKの絶頂期を個人的な思い出で振り返ってみた。
やはりこの時期のTMの活動の充実ぶりには改めて驚かされる。
やっぱり年齢的にも、スタッフの情熱だったり全てが好転していたと思う。
ライブでは、"Starcamp Tokyo"のような微妙なものもあるが
全ては実験的で挑戦的で、かつ商業的にも成功していたと思う。
残念ながら「打ち込み」という音楽ジャンルが浸透しておらず
そのあたりの"毛嫌い"だったり、小室曲への批判的な意見だったりで
人気のわりにセールスは伸びていなかったことが悔やまれる。
CAROLですら、ミリオンというわけにいかず、シングルでも
後の"LOVE TRAIN"が最高という実態だったこと。
年間チャートでも、全然だったし。
私の周りにも打ち込みを茶化す人たちもいたし。
そういうセールス面の実態が、TMNへと変化、終了に至ったと思う。
実際、小室さんの挑戦的な意志と事務所やレコード会社の意思は
違っていたし(NHKの特集番組だったりでの、コメントを見ても)

FAN(KS)としても、もしこの路線を続けていたら・・・と思う。

でも挑戦自体はアーティストとしては健全だし、それ自体を
もっと評価されるべきなんではないかと思う。

小室さんの特集を見ても、TK時代の苦労話しや、光と影に
焦点があててしまうものが多くて
もっと、小室さんの挑戦したことに対して光をあてても
いいんじゃないかと思う。

最終的にTMの終了はのちの"TK"につながり、今のウツソロの充実にも
つながっているのだと思うと、複雑な心境でもあるんだけど、、

とりあえず、QUIT30までアルバムを振り返り
好きな曲をリストアップしようと思う。

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