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[日記] ドラスレ(ボードゲーム) [日記]

クトゥルフ神話系のボードゲーム、エルドリッチホラーを買って以来、
スッカリボードゲームにハマってしまった。

エルドリッチホラーは「失われた知識」「アンダー・ザ・ピラミッド」の
二つの拡張版も購入してリピートしている。

エルドリッチホラーは大変面白くて、カードの種類も豊富だし、
探索者と呼ばれる登場人物も豊富なので、今のところ全く飽きていない。
彼らが持つ固有のアクション(能力)も色々あるので
ランダムに選んで、その組み合わせの妙を楽しんでいたりもする。
拡張版で更にボス(クエスト)も増えたしね。
何よりもアンダー・ザ・ピラミッドでは、拡張ボードも登場しているので
更に探索が面白くなった。

・・で、このボードゲームの唯一の弱点は準備からクリアまで
平気で3時間以上かかるということと、ボードがデカいということ。
しかも拡張ボードもあったり、探索者が集めたカードやトークンの管理で
広大なプレイスペースも必要。
ワンルームマンションでプレイすると、生活空間が完全に浸食されてしまう。

この欠点を補おうと、というかもっとコンパクトなボードゲームは無いかと
探していたところ「ドラスレ」に行き着いた。

クトゥルフ神話系で現実世界が舞台のエルドリッチホラーに対して
こちらは完全にファンタジー。もっというと、ドラゴンクエスト+
ファイナルファンタジーの世界。

ボードはコンパクトでカード(クエスト)もほぼ無い。
クエストは5か所、各マスでの冒険は、エルドリッチホラーのような
遭遇カードはなく、ダイスをふって、成功数に応じた経験値をもらえるだけ。
(成功数によっては経験値とダメージももらうことになる)

クエストも5か所しかない。ドラゴンの対決前の目的はストーリーを
楽しむのではなくドラゴン征伐のためのレベルアップ(能力解放)。
こっちとしては冒険でレベルアップして
準備万端でドラゴン征伐(決戦フェイズ)に入りたいけど、
場合によっては速攻、ボス(ドラゴン)との最終決戦になってしまうし
ドラゴンがやたら強いし、ゲームバランスは結構シビアで
私がクリアできた時は、1名(グラディエーター)のライフが1点のみ。
つまりギリギリ。ドキドキの初ドラゴン征伐達成。
(3回くらいで。1回目はニンジャが決戦前に死亡)

エルドリッチホラーの濃厚なボードゲームと比較して
狙い通りの簡単、サクサク、ボードゲームな「ドラスレ」。
これはこれで面白いし、何よりも1時間程度で1プレイが終わるし
世界観(絵)も懐かしい「タクティクス系」でGOOD。
思わず拡張版を買ってしまった。

平日は「ドラスレ」、週末は「エルドリッチホラー」という生活が
当面は続きそう。

ドラスレの拡張版のコストパフォーマンスは低いけど・・・
(ほとんど、ライセンス料に取られてる気がする)

まぁ、エルドリッチホラーと比較して、キャラのフィギュアがあるので
没入感はけっこうある。
しかも金属?で重量が結構あるし。デザインもカッコいい。

銀色なので、塗装してみたい・・・・・。



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[日記](読書) dele (本多孝好) [日記]


本多孝好の「dele(ディーリー)」を読んだのでその記録。

「dele」は元々好きな作品で、1作目を読んでいた。
直後、山田孝之と菅田将暉、麻生久美子でドラマ化もされたので、そのドラマも
毎週見ていた(というか、確か深夜に纏め放送をしていたような)

山田が演じる、車いすの青年「圭司」、通称「ケイ」
菅田が演じる、元便利屋「祐太郎」
麻生が演じる、ケイの姉で弁護士の「舞」

どれも個人的にはぴったり配役だと思う。今回2~3作品目を読んだが、
脳内では彼らたちが演じていた。

2作品目では、「dele.LIFE」としての仕事をこなしつつ
祐太郎の妹の事件、祐太郎が「dele. LIFE」とつながった理由、そして
坂上姉弟(ケイ、舞、坂上家)との関係性が明らかなになっていく。
この辺りはドラマ化もそれていたので、想像し易かった。

3作品目では、妹の事件の真相後、祐太郎が事務所を出て
遺品整理の仕事に就いたエピソード、ケイが行方不明になり
かつて、「dele. LIFE」で知り合った「堂本ナナミ」とともに
事件解決に乗りだす。ケイ救出後の
エピローグ的な作品も最終話として描かれている。

小説というか、物語として1~3作品目はよく出来ている。
本多孝好の作品は起承転結がはっきりしていて、
がっつくような登場人物も出てこないし、暴力もあまりないし
大変読みやすい。

爆発的なヒットはしないと思うけど、好きな人には
タマラナイ作家さんですよね。

・・にしても、配役が絶妙ですねぇ、ほんとに。

山田さんもドライなケイを完璧に演じていたし
菅田さんも抜けていそうな(でも、ピンポイントで頭の回転早い)
祐太郎にぴったりだった。
麻生さんは美人の姉で弁護士っていうのがばっちりだったし。

シリーズ化・・は難しいのですが
何本か、定期的にやってほしいな、と切に願っております。



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