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[日記](読書) シュナの旅(宮崎駿) [日記]


全ページカラーの漫画なので、「読書」なのかどうか微妙ですが、
言わずと知れた日本が誇るアニメーター、宮崎駿の「シュナの旅」を読んだので
その感想と記録。

宮崎駿監督の1980年代の作品(漫画)でアニメージュ文庫から刊行されている。
正直、この作品をつい最近ネットで知るまで、まさに知らなかった。
内容は、村に住む、将来村の長となるべく少年(東の方に住み、未来か、過去なのか
不明な時代)が、やせた大地や苦難の生活に疑問をもち、ある旅人が持つ「種」と
出会う事で、「西」へヤックルと共に旅立つ。
途中、様々な文化の人々とであい、この少年自体も徐々にけがされていくが、
少女とその妹に出会い、旅立つ当初に持っていた情熱を取り戻し、ついに「種」を
見つけるが、その際に記憶や感情を失われてしまう。

少女たちは青年を待ち続け、少年を見つける。
そして、記憶や感情を失った少年と共に「種」をまき、その成長(稲穂っぽい)と
少年の回復を見守る。そしてその「種」と共に再び旅に出る、という話。

・どこかに住む王子候補の少年が旅立つ
・馬っぽい家畜ヤックル
・途中出会う人(坊さん?)など、世界観はどこか「もののけ姫」に似ているけど
全く違う作品で、宮崎駿監督らしいこの世界、社会に対する「疑問」を呈す。

萌えや、暴力、集英社的な作品が蔓延る現状では、こういう作品や
作家さんは出てこないのかな。。。

面白いか、といえば、微妙なんですけどね。
画力は凄いし、内容も問題提起だし、素晴らしいことには間違いないと思う。






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