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[日記](読書) 夜に啼く森(リサ・ガードナー) [日記]


続いて、リサ・ガードナー、D・Dシリーズの最新作「夜に啼く森」の感想と記録。

前作で主役級として登場したフローラ(とキース)は引き続き、
更にFBI捜査官・キンバリーも登場し、
D・D、フローラ、キース、そしてキンバリーというシリーズの骨格が決まった模様。


今回はアトランタの森(というと、カリン・スローター作品っぽい)で見つかった
白骨化した遺体が、ジェイコブ・ネスの被害者に関連している疑いが強く
FBI捜査官・キンバリーが、D・D、してフローラ、キンバリーに捜査協力を依頼する。

さらに森を捜査すると、複数の白骨遺体(若い女性と思われる)が見つかるが
フローラの意見では、ジェイコブ・ネスの犯罪(手法)とは異なる模様。
ただし、フローラ自身、アトランタで監禁されていることを理解しており
今回の事件現場(町)をキースとともに捜査すると
ジェイコブ・ネスの「父親」を見つけ、監禁されていた場所も見つける。

今回の作品でも、ジェイコブ・ネスそのものというよりも
アトランタでの事件をベースに、ジェイコブ・ネスの足取りを追うという感じ。
今回はジェイコブ・ネスがフローラを監禁した場所や
使用していたトラックなど、ジェイコブ・ネスの父親から事実が分かるくらい。

また今作品でも、親子(母娘)の愛が中心がストーリーのベースで
この辺りはシリーズで一貫したものとなっている。

残虐事件、アトランタというとカリン・スローターですが
うまく「違い」を出しているところが、リサ・ガードナーらしいと思う。

次回作では、ジェイコブ・ネスの監禁事件の全貌が分かるのでしょうか・・
日本語訳が発売されるのを楽しみに待ちましょうか。

このシリーズも、飛び飛びで翻訳されているみたいなので
他の作品も読んでみたいですねぇ、、、




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