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[日記](読書) 噤みの家(リサ・ガードナー) [日記]


リサ・ガードナーの「噤みの家」の感想と記録。

ボストン警察、D・Dシリーズの「棺の女」の続編。

ジェイコブ・ネスにより監禁され、脱出したフローラ・デインが再びDDと手を組み
捜査に協力する。

前作「無痛の子」では、フローラが営む、支援グループの女性が関係したため、
フローラと協力関係(補佐)となったが、

今回の作品では、フローラの監禁した亡きジェイコブ・ネスとの繋がりがあることを
フローラが自身が知り、さらにジェイコブ・ネスにより監禁された女性が複数いて
FBIが未だに捜査していることを理解、その捜査にも協力する。

今回の事件は、過去、D・Dが担当し、父親殺しで不起訴となった女性が
再び、自身の夫殺害の容疑者となってしまう・・・というよりも
状況的にD・D含め世間は、その「父親殺害」自体、彼女が犯人であり
今回も、夫殺しの犯人であることを確信しているところからスタートする。

ただしフローラの証言により、殺された夫が、ジェイコブ・ネスと関係があり
監禁されていた際にフローラが目撃していることから
夫の身辺調査も開始する、さらに女性の周りで次々に放火が発生し、
証拠隠滅が図られていくことから、事件は複雑になっていく。


結局のところ、リサ・ガードナーの作品らしく、今作品そのものの犯人は
凄く単純で、結局、そこなのね、という感じですが
今作も、闘う女性、母親と娘の関係性だったり、視点としては独自性があって
面白かった。

続いて、今シリーズの最新作「夜に啼く森」も読んだので
別の記事で記録する。


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