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[日記](読書) 棺の女(リサ・ガードナー) [日記]


アメリカの人気ミステリー作家(らしい)、リサ・ガードナーの
DDウォレンシリーズの「棺の女(FIND HER)」の感想と記録。

主人公であるボストン市警の殺人課の部長刑事・DDウォレンは
リサ・ガードナーの作品に何度かでている模様。
本作では、負傷を追い管理職になっているが、管理職というよりも
現場に赴いて行方不明になった女性フローラの捜査にあたる。

今回はタイトルにもなっている「棺の女」つまり
トラック輸送業者に、トラックに設置された棺大の箱に1年以上、
拉致監禁されていたフローラが、再び拉致される。
但し今回はフローラが独力で逃げ出し、犯人を殺害し、
ボストン市警(つまりDD)に保護されるが、
再び、フローラが行方不明になる。

フローラは再び監禁されたのか、犯人はだれか
他にも監禁されていると思われる女性の安否は?

人気ミステリー作家らしく、謎が謎を呼ぶというか、
どこに落ち着くのか全然わからないまま、中盤を過ぎて‥という感じ。

フローラは、自身のように拉致されている女性(事件)を
独自調査しているのか?(それとも、拉致そのものに関与?)

過去の監禁時にフローラと犯人の関係は?
フローラ自身が別の監禁事件に関与しているのか?
今回のフローラは拉致されているのか?それとも単に行方が分からないだけ?

なにはともあれ、
監禁されているシーン(過去・現在)の描写が残酷だったり
そもそも箱の中に監禁されているという題材自体が残虐だったりするので
読みながらもちょっとつらい(適当に読み飛ばすところもあったりする)
カリン・スローターとは違う意味で残虐なんだけど
いまのところ、カリン・スローター作品にある人間模様(群像)が分からないので
真の面白さがまだわからないというのが正直なところ。

DD(女性)とその夫、今回登場したFBIのサミュエルなどなど
魅力的な登場人物が多いので、シリーズを読んでいくと面白さが増しそう。
でも、残虐ですねぇ。

とりあえずはハッピーエンド。


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