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[グルメ] 龍吟(★★★★★) [日記]

今年最後、3回目の「龍吟」に訪問したので記録する。

「龍吟」。言わずもがなミュシュランの三星店で、山本シェフは日本内外で
賞賛される随一の日本料理人。小十の奥田氏と同門(小十もミシュラン2つ星)

いつか行ってみたいと思うも、HPに書かれたお客への要望(要求)に尻込みをし
なかなか行く機会に恵まれなかったのだが、今年、ついに勇気を振り絞り訪問。

行ってみれば割とフレンドリーなレストランで、その味に感動。
気が付けば、今年だけで3度も訪問していた。

今回は12月初旬ということもあり、せいこ蟹が完全に目当て。
いつものように和紙のメニューをいただき、確認すると早くも2品目に登場。

で、一品目の海老芋の一皿後、漆塗りとカニの絵で彩られたお皿で登場。
綺麗に盛られたせいこ蟹は美しく、うんでもって「超」旨い。量もピカイチ。
玉子の塩っぱさとカニのうま味が絶妙。心持ち、小十さんのほうがガッツリで
味付けも濃い気がした。美しさとトータルバランス、カニ自身の味は
龍吟さんのほうが上の様な気も、正直、どちらも絶品・贅沢品です。
幸せ過ぎて危うく涙腺が・・・。

2品目で(この日の)主役を食べてしまった・・と、そのあとに続く料理に
一抹の不安も感じていたのだが、流石は龍吟。今回はカニと同等以上に
御造りのヒラメ&エンガワ、戻りカツオ、あん肝、揚げ物の白子、
焼き魚のキンキ、すっぽんのお椀、松葉ガニのつくねのお椀、
肉料理の鴨のステーキ&小さな鴨鍋、そして最後のうに丼&デザートまでも
とんでもなかった。間違いなく、文句なしに今年一番の日本料理。

前回までに頂いたオリーブ牛、初夏の鮎&鰻もとんでもなかったのだが
今回はさらに凄かった・・・・。うに丼にもられたうにの量もすごいし、
味付け(帆立の貝柱のあんかけ)も反則。鴨料理はステーキのあとに
ちっちゃい器の「鍋」が登場して、お肉そのものの味と、鍋(つくね)に
したときの鴨の味の違いも楽しめた。どちらも甲乙つけがたい旨さ。

時期的なものなのか、複数回の訪問でちょっと変えて頂いたのが幸いか
理由はよくわかりませんけど、、アンビリーバーな逸品の数々でしたね。

龍吟のレビューをみると「日本料理なのか」とか「派手(なだけ)」とか
「外国人向け」とか確かに賛否、好みは分かれるのでしょうね。
辛辣な意見もあるし、私のように「絶品」的な意見もあるし。

でも、山本シェフの本気の言動(料理)は圧倒されます。
その「批判上等」みたいな心意気や、お客を大事にしつつ、
食材の命を大切にする気持ちは私的には賛同します。

最高の食材=自然の恵み(命)を頂いているわけですからね・・・
客側もそれなりの覚悟が必要というか。

来年もぜひ訪問したいお店であることは間違いないですね。
美味&幸せな時間でした。。。。

でも小十にも行きたいし、他の日本料理屋さんにも行ってみたい。
東京、恐るべしです。



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