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[日記](読書) キュレーターの殺人(M・W・クレイブン) [日記]


ワシントン・ポーシリーズの第3作目、「キュレーターの殺人」の感想と記録。

3作目だった・・・、すっかり2作目を読んだと思いこんでいて
「ブラックサマーの殺人」の内容を思い出そうと記録を遡って未読であること
認識・・・。ま、でもいっか、で3作目を読んでみた。

あまり記憶にない作品(シリーズ)だったり、ミステリーを読み過ぎていて
何が何だかわからない状態でしたが

ワシントン・ポーという主人公(英国・国家犯罪対策庁・重大犯罪分析課)と
ティリー・ブラッドショーという、若い奇天烈な分析官は、記憶に残っていて
読み始めると自然に記憶というか、二人の関係性だったり、性格だったりが
思い出された。なかなか、いいコンビというか、キャラ設定ということですね。

舞台は英国カンブリア州。ミステリーを読まなければ、決して知ることのない
英国の北西部(恐らく田舎なんだと思う)。
カンブリア州を南に下ると、マンチェスターやら、サッカーファンにはお馴染みの
地名だでてきたりする。
今回はカンブリア州の北部、そして終盤には南部の湿地帯&孤島が舞台になる。

内容もミステリアスで、生前に切り取られた思われる指が見つかり
ワシントン・ポーたちが、その指(と殺人)を開始。さらに証拠品に残された
A4プリントに残された謎の言葉。

ブラッドショーの証拠品分析や、ポーの状況分析から、若い兄・妹が容疑者として
逮捕されるが・・、ここからアメリカのFBIやら登場して
田舎の殺人事件から、国際的な「殺し屋」事件に発展してく・・

個人的には、ちょっと大風呂敷を広げ過ぎた感があります。

ブラッドショーとポーのキャラ設定が素晴らしいし
カンブリア州という独特の地理(自然)が巧みに盛り込まれているので
どちらかというと、事件はシンプルというか、普通で良いので
この二人の活躍をシンプルに楽しみたい、という感じでもあります。

おもろいといえば、面白いのですが。ちょっともったいない感じ。
でも悪くない。

そして、第2作目を読まねば・・・




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