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[日記](読書) 判決破棄(マイクル・コナリー) [日記]


人気作家マイクル・コナリーの刑事弁護士・ミッキー・ハラーシリーズ
「判決破棄」の感想と記録。

正直、「精霊たちの迷宮」の読んだ後遺症というか体力の消耗で、読書する気分が
少し萎えていたところもあり、"いい意味"で簡単に読める
ハラーシリーズをまずはリハビリテーションのつもりで読んでみた。

このシリーズは、アメ車・リンカーンをオフィスにして活躍する
刑事弁護士ミッキー(マイクル・ハラー)が主人公なんだけども、
マイクル・コナリーの人気シリーズのハリー・ボッシュも登場したりして
マイクル・コナリー好きにはたまらないシリーズだと思う。

で、この「判決破棄」は、なんと
ミッキーが検察側の依頼で、特別検察官として真逆の立場に
さらに、その捜査員といてハリー・ボッシュ(とFBIのレイチェル)、
補佐官として、ミッキーの元妻マギー、そしてもう一人の元妻でもあり
秘書のローナも登場するという、オールスター状態。

ストーリーは、20数年前に起きた少女殺害(と遺棄)で収監されていた
囚人に対して、無実の証拠(DNA)が新たに確認され、
その検察側に特別検察官としてミッキーに白羽の矢が立つ。

ミッキーは検察官として裁判に勝てるのか?
囚人は無実なのか?などなど、マイクル・コナリーらしく、ハラハラするが
結末が「あれ?」って感じになる。

裁判に関しては証拠や証人による弁論を比較的タンタンとこなし、
大きな盛り上がりもなく、ハラー陣営が狙った通りに進んでいく。

ボッシュとハラーがぶつかる(小さい衝突はあるが)こともなく、
ボッシュはボッシュの仕事を、ハラーはハラーの仕事を着実にこなす。

その結果・・・・、大どんでん返しあるの!?ってドキドキするが
そのまま意外な結末というか、こういうのって「おち」なんだろうか、と
自分自身が読み間違えた(読み飛ばした)かと思うほどに、
肩透かしでしたね・・・。

この続きってあるんだろうか?

面白いといえば、面白いんですけどね。
(両方の)シリーズのファンとしては。




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