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[日記](読書) 大聖堂(上)(ケン・フォレット) [日記]


ケン・フォレットの作品は、前回、「ネヴァー」が読み易いエンタメ作品だったので
彼の代表作と思われる「大聖堂」を読むことにした。まずは上巻の感想・記録。

12世紀のイングランド(南部)の架空の街、「キングズブリッジ」を中心に
大聖堂を建てるビルダー(建築士)・トム一家、修道院長、司教、伯爵などなど
多くの人物が絡む群像劇。

ネットのレビューで「何だかんだで面白い」という内容が多く、かつ
1989年に発表後、ドラマ化も進んでいたり、続編もあったりで世間的に高評価。

私的には、トムもその息子(達)も、伯爵家や修道士の連中にも
とくに魅力的な人物が見当たらず(感情移入できそうなひと)、
正直、ネットのレビューが無ければ、読まない類の作品だと思う。
なんとか、上巻を読み進めた。(まだ、中巻、下巻もあるのだが・・・)

上巻では、トム一家の放浪と森に住みプロローグで印象的だった女性との出会い、
修道士、伯爵家、王家の陰謀が、徐々に絡み合い、大聖堂の再建計画が
スタートするという流れ。

中世ファンタジーというわけでもないけど、こういう作品は
ヨーロッパ的な宗教観(文化)、様式、歴史が分からないと
文字だけではなかなか詳細がつかめないのがつらいし、価値観があわない。。。

そもそも「大聖堂」などの宗教的な建築物に対する知識が全くないので
ネットで大聖堂の平面図や立体図を勉強して、なんとなく
登場人物の行動範囲や、トムが建てようする大聖堂の構造を想像できる程度。

修道士の「位」も良くわからないし、だれがだれより上のなのか、
どのくらい上位に位置して、誰がどのくらい下位なのかも
ネットで下調べしないと、どれくらい「話しが深刻」なのか分からない。

確かに何だかんだで面白いのですが・・
途中で挫折した、「七王国の玉座」よりかは読み易いか・・
「レッドクイーン」もあったなぁ。。。

気力が萎えないうちに、「中巻」を読まなければ・・・。

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