[日記](読書) ネヴァー（ケン・フォレット）

ケン・フォレットの「ネヴァー」を読んだので感想と記録。

またしても知らない作家（ウェールズ出身）なのですが、各賞受賞し、人気の
シリーズも持っている著名な作家さんらしい。
今回の作品も、上・中・下巻の大作。

内容も現在の世界情勢を反映していて（あくまで西側の主義・主張だと思うけど）
中国（をはじめとした極東アジア）、アメリカ、国際的なテロ組織、CIA、
フランスの諜報などなど登場人物、組織、国も多岐に及ぶ。

ストーリーの中心は
・アフリカ大陸でテロ組織に潜入捜査をするCIA
・それを中心とした各国の諜報
・朝鮮半島のクーデター（内戦）＆紛争
・アメリカ大統領と中国国家主席の紛争が、徐々に戦争に発展
そして超大国の核ミサイルの使用へととんでもない方向に進んでいく。

ただ下巻になって、アメリカと中国のやり取り、とくにアメリカの
事務的とも思える核ミサイルへ使用と、大統領と側近たち、軍の判断は
人が大量に死ぬのに（自国民含め）、なんか冷めるし、
ある意味、エンタメを超えた現実来なやり取りなんだろうか。

やられる前にうたないと意味がないとか
何万人が死ぬんだけど・・とか

そうなんだけど、この物語で、朝鮮半島、日本の軍組織（米軍基地含む）、
都市がミサイル、核で攻撃されてせん滅されるんだけど、
なんか、あっさりしているような気もしたというか、

これが現実何だろうかなぁ。
物語としては、恋愛も絡んでいて、核攻撃（戦争）勃発していて
プロポーズだったり、カフェで珈琲（恋人と）の話も途中で入ったり
なんか、盛り上がりというか、深刻さが薄まっている気もした。

とりとめもない感想だけど、とりあえず面白かったかな。。。



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