[日記](読書) ミスコン女王が殺された（ジャナ・デリオン）

年末から年始にかけて、たくさん本を読もうと意気込んで、結局、完読したのは
この1冊。ジャナ・デリオンのワニ町シリーズ、2作目「ミスコン女王が殺された」。

原題はもっとシンプル、「Lethal Bayou Beauty」。
どういう意味なんだろう・・。
邦題の「ミスコン女優」関連だけど、ちと分かりづらいか。

今回は前作から暇もなく、フォーチュンことサンディ・スーもといCIA秘密工作員である
レディングが、ドタバタに巻き込まれる内容。
タイトルの通り、元ミスコン女王で、性格が悪いパンジーとフォーチュンが口論のすえ、
そのパンジーが他殺体で見つかる。当然、フォーチュンが容疑者扱いとなるのだが。

正直このシリーズは、ミステリーというよりも、ドタバタコメディにちかくて
フォーチュンとその愉快な、そして癖のあるご老人たちが大活躍するというもので
トリックとか、プロットとかはどうでもよい。

今回もフォーチュンの容疑を晴らすべく、彼女自身とその仲間たちが
無謀ともいえる行動力で、捜査に協力しているのか、かき乱しているのか・・・・

結局、元ミスコン女王を殺した犯人は、叔父でもあり町長でもある人物で
その妻が暗躍してたことがわかり（フォーチュンが追い込まれるのだが）、
ハッピーエンド？

今回も前作同様、ドタバタでした・・

まぁ、暇つぶし程度の作品ではあるものの、サクサク読めてイイ感じです。
元気のよいご老人たちが多数出て面白いし。
なんか、日本のミステリー作品にも通ずるライトな作品です。

3作目も読んでみよう。