SSブログ

[日記](読書) 唇を閉ざせ(ハーラン・コーベン) [日記]


マイロンシリーズでおなじみ?のハーラン・コーベンの非シリーズ作品、
「唇を閉ざせ」を読んだので感想と記録。

原題もほぼ同じ「TELL NO ONE」(誰にもいうな)。
逆に、「誰にも言うな」でも良かったんじゃない?って思うけど、
マイロンシリーズほど酷くない日本語タイトルなので、まぁ、いいかなぁ、と。

感想は「面白かった!」。
カリン・スローター作品と違って、ハーラン・コーベン作品は読みやすいので
サクサク、ストーリーを楽しめるから安心。

とある男女が幼馴染から恋人になり結婚して幸せな生活を送っていたが
25歳のとき(現在から8年前)、暴漢に追われ妻は死亡、
夫は意識を失ったものの命を取り留めたが、最愛の妻を失った悲しみは癒えず
姉、姉のパートナーなどと交流をもちながらなんとか生活をしている。
最愛の妻を失いかなりドライな生活と性格になっている模様(もちろん再婚はしていない)

そこへ、亡き妻との間にしか分からないようなメールが届き、
妻が生存している映像を確認するが、同時にFBIからも亡き妻の殺人容疑を
かけられてしまい、夫にとって都合の悪い証拠が次々に見つかるが、

姉のパートナー、自身の患者家族(夫は低所得層を対象とする医師)の助けをかり
妻の生存、8年前の事件の謎を解いていく。

亡き妻の生存の謎が、徐々に明らかになっていく流れが見事。
「あり得ない(妻の生存)」が「あり得るんじゃない?」って感じになり
それに付随する謎も徐々に判明して、「ふむふむ」となって
最後の最後に、全ての点が線になってハッピーエンド。

ちなみにググってみたら、フランスで映画化されているようで
話は別にフランスだろうが、アメリカだろうが、関係ないので
日本でも2時間ドラマ枠でやってみたり、映画化してみても面白そうだけど。

いいなぁ、ハーラン・コーベン作品。
もっと日本で刊行されればいいのに。勿体ない。


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。