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[日記](NFL) ついにシーズン終了。おめでとうパッツ。 [スポーツ]

若手QB/HCコンビのラムズか。
それともG.O.A.T.(史上最高)QBと最強HCの常勝ペイトリオッツか。

興味は尽きない2018年(-19年)シーズンの最後の試合がアトランタで行われた。
欧米の複合スタジアムは凄いですね。日本もインフラが充実して欲しいところ。

試合は最初のドライブから前進を続けたペイトリオッツの攻撃が、ブレイディが
投じた初めてのパスがはじかれINTでストップ。しかし周到に準備された
ベリチック率いるペイトリオッツ守備陣もラムズ攻撃陣を完全に抑え込む。

その戦法は至ってシンプル。ラン攻撃には中央を絞り、パス攻撃にはひたすら
パスラッシュをかける。複雑なスキームを準備していたのは確かだけど、
結果としてラムズは大混乱に陥りQBゴフのプレイは結局試合を通して安定せず、
少し期待外れに終わった。

ペイトリオッツの攻撃陣も確かに不発だったのだが、なんとなく流れが悪く
ヤードは稼いでいたものの得点を奪えないというヤキモキした状態が続く。

安定していたゴスコースキーのFGも外れ
4thダウンギャンブルも失敗などなど。

結局、第3Qの終盤まで3-3のドローだったわけだが、守備陣がビッグプレイを
決めた返しのドライブで、ブレイディコールの起きる中、TDを奪ったのは
流石ブレイディというか、面目躍如というか。役者ですね。

このドライブは必ず決めるんだ。という集中力は
近年のスーパーボウルでも、レギュラーシーズンでも、プレイオフでも凄い。
そしてきちんとTDを奪うのは恐ろしいチームだな、と思う。
よく訓練されている。ブレイディ自身の判断力、パス精度も1段も2段も上がるし
グロンクやエデルマンも相乗効果なのか、ほぼミスをしない。
TDを決めたドライブも、その後FGで3点を追加したドライブも
パス、ランともに見事なゲインだった。

ペイトリオッツを応援して早20年以上たっているけども
こんなに落ち着いたスーパーボウルもなかったなぁ。
劇的な敗戦や勝利ばっかりで、グッタリするスーパーボウルなんだけど
今年はいい意味で落ち着いてみられた試合だった。

それもそのはずで、13-3で史上最低の得点だったのだが
実はペイトリオッツにしてみれば、スーパーボウル史上、最大の得点差。
落ち着いて見れたはずですわ。

とにかくペイトリオッツの守備陣が凄すぎて・・・ヴァンノイ、ギルモアや
ハイタワーらの守備陣にMVPを挙げたかったけど、
ずーっと頑張っていたエデルマンが受賞。これはこれでいいかな、と思う。

守備陣ではチャン負傷後のハーモンも良かった。マッコーティ兄弟も良かった。
ラインメンは安定していたし、ラン攻撃をシャットアウトしていたのは見事。
DB陣も良かった。毎度不安定な守備陣なのにこの日は凄かったな・・・。
守備陣の活躍だけでも観る価値のある試合。

勿論、レギュラーシーズンからこの日の試合までブレイディを守り続けたオフェンス
ラインメンも素晴らしかった。スーやドナルド率いる相手守備陣の圧力を
終始いなし続けた。ブレイディの的確な指示もあっただろうし、コーチ陣の事前の
インストールも素晴らしかったのだろうが、やはりQBの活躍やラインメン達の頑張りが
無ければ成り立たない。やはり総合力でラムズを1枚も2枚も上回っていたという
ことですね、この日のペイトリオッツは。

これ以上のモチベーションあるの!?絶対来年もやるよ、と言っていたけど、
むしろ、あと5年はやる、と言わなかっただけに、そろそろ引退なのかな。
グロンクはごまかしてたね。

グロンクもエデルマンもいい年齢になったし、
ブレイディ含めて、2019年(-20年)シーズンが総決算なのかもしれない。
グロンクの場合は、今年引退しなければ、という注釈つきだけども。

いずれにしても、DCパトリシアが抜けた守備陣でも
相手のハイパーオフェンス抑え込むあたりが、ベリチックらしい。
彼らの分析力、準備力をまざまざと見せつけたスーパーボウルを堪能した。

来シーズンは悔しい思いをしたゴフ、マホームズの奮起と
中堅QB陣(ウィルソン、ラック達)の巻返しを楽しみにしたい。

ラムズはベテラン守備陣をどうするのだろうか。
現状の戦力維持だけでも苦しいと思うのに、ここまで丸裸にされた
攻撃陣の刷新も必要だろうし、マクベイの手腕を見てみたいところ。


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