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[日記](読書) 大聖堂-果てしなき世界-(上)(ケン・フォレット) [日記]


「大聖堂」(ケン・フォレット)完結から、約150年後のキングズブリッジを
舞台にした「果てしなき世界」の上巻を呼んだの記録。
本来は、上・中・下巻を読んでの記録のはずが、全巻読む気力があるか分からないので
途中経過を記録する。

前回は、羊毛商のアリエナ、ビルダー(大工)のジャックが、修道士や貴族・騎士の
覇権争いに飲み込まれながらも、義父・トム(ビルダー)の夢(大聖堂建立)を成就。
アリエナとジャックも何だかんだで成就。

今回は、前述のとおり、舞台はキングズブリッジ、大聖堂ながらも
約150年後となっており、アリエナ、ジャックらは既に伝説(歴史)の人となっている。

今のところ上巻では
貧しい騎士の長男で、大工(徒弟)になったマーティンとその弟ラルフ(騎士見習い)
羊毛商の次女でカリス、貧しい労働者の娘のグウェンダを中心にした大河ドラマ。
この4人は幼い頃に出会い、ある事件に巻き込まれている。

マーティンとカリスは恋人同士となるが、マーティンの師匠一家に騙されたりして
なかなか恋が成就しない。そんなところに、キングズブリッジを流れる大河にかかる
老朽化した橋が崩れ落ちる大惨事が襲う。

マーティン、カリスの恋
ラルフの出世
橋の修復にからんだ修道士、貴族たちのパワーゲーム
そして、もちろん、橋の修復に人生をかけようとするマーティン(とカリス)

アリエナ、ジャックの物語と多分に重複するような展開だけど
まぁ大河ドラマってそんなものだし、それはそれで面白いんだけど

やはり、生々しい恋物語と魑魅魍魎の修道士、貴族たちのお話しが
好き嫌い別れる作品かと思う。特にカトリックでも何でもない日本では。

なんとか、中・下巻も読んでしまわねば。






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