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[日記](読書) 大鴉の啼く冬(アン・クリーヴス) [日記]


アン・クリーヴスのシェットランド諸島で起こる殺人事件、
4部作(4重奏)の1作目、「大鴉の啼く冬」の感想と記録。

小さな島(でもないけど)の連作といえば、ヨハン・テオリンのエーランド島の
4部作を思い出しますねぇ。作品としてはこちら(シェットランド諸島)のほうが
古いのかな??

シェットランド諸島・ラーウィックの年明け。
間もなく「ウップ・ヘリー・アー」と呼ばれる伝統的な火祭りが開催される。
そんな中、女子高生の死体が見つかる。8年前、ラーウィックでは女児が殺害され
殺害現場の近所に住む一人の老人が犯行を疑われるも証拠不十分のため起訴されず、
今回の女子高生の容疑者としてみなされる。

この小説の説明に「緻密な」「大胆な」「読者への挑戦」など
煽り文書がおびただしいのだが、内容としてはオーソドックスなもの。
シェットランド諸島の風俗(文化)、火祭りの印象以外は
とくに目立ったところはないかな、、、。

ただ、これ4部作なので、エーランド島の4部作みたいに
徐々に面白くなるんだじゃないかと(この作品も面白くないわけではない)、
期待しております。

海外ミステリーは、こういう(その土地の文化、価値観、伝統などを知る)
楽しみ方もあります。


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