[音楽] BEAT-UP (アップビート) [音楽]
アップビートの40周年記念、シングル集。その名も「BEAT-UP」が発売・購入。
彼らは80年代後半、佐久間さん、ホッピー神山さんのプロデュースで人気が出たバンド。
丁度、BOOWYが人気絶頂、そして解散宣言する中で登場し、ポストBOOWYを期待され
シングルでは「Kiss in the moonlight」や「NO SIDE ACTION」がそこそこヒットし
その後もランキングTOP20くらいに入るシングルを連発するものの、
大ヒット(ミリオンなど)は出ず、最終的にメンバーの脱退、そして95年代に解散。
ただ未だに私のように彼らを愛し、聴き続けている人も多く
現在活動中(或いはその後活動した)バンドにも彼らを公言する人もいるし
90年代のヴィジュアル系の源流となったと評価する人もいたりする
バンドのメインは、ヴォーカルで、ほぼ全ての作詞・作曲担当の美少年、広石さん。
ツンツンにした髪、美少年な容姿とは裏腹に声は低音。いつも元気いっぱい。
他はツインギター(岩永さん、東川さん)、ベース(水江さん)、ドラム(嶋田さん)。
ギターの東川さん、ベースの水江さんが途中で脱退し、3人編成で活動継続。
彼ら自身は特にポストBOOWYとか意識せずむしろUKロックやグラムをいかに
ポップロック、バンドサウンドに落とし込むか、を試行錯誤し
純粋に音楽を楽しんでいたように思う(特に広石さんは)。
今回の付録インタビューでは「ラモーンズのコピーばかり」といっていたので
グラムの影響とUS発のロックバンドをごちゃ混ぜという感じだと思う。
広石さんが表現する歌詞やアルバムの世界観・コンセプトも上記UK・US発の
ロックバンドのように、反体制だったり、ひねくれたものが多く
素直なラブソングが少なかった。(「Kiss in the~」くらいかも)
その点が明らかにBOOWYとは異なり、反抗期をむかえた中高生にとっては
シングル以外の曲やコンセプトをストレートに許容できなかったように思う。
私がまさにそうで、ビートロック、歌謡ロックでもっと売れてほしい、と
中高生時代はひたすら思っていた。(当時の馬鹿で幼稚な私に叱責したい)
彼らのかっこよさは、実はそこ(ビートロック)ではなく
5人編成で最後に発表した「Under The Sun」や、3人編成の最初に発表した
「Weeds & Flowers」に収録されたシングル以外の曲だと思うし、
捻くれた歌詞、世界観、メロディ満載の
3rdアルバムの「Hermit Complex」を名盤とあげるファンは多い。
逆になぜポストBOOWYを期待した多くの中高生に響かなかったのか、考えると
その要因のひとつは、前述の通り、分かり易いラブソングが少なかったこと。
もう一つの要因は、彼らの(というかレコード会社や事務所なんだろうけど)
プロモーションだったように思う。シングル発売時には、人気音楽番組に多数出演、
愛想も非常に良い。広石さんは華奢で美少年半端なく中性的。パフォーマンスも妖艶。
ポストBOOWYを期待していた中高生(反抗期の少年)には
ロックバンドがTVでチャラチャラすんなよ的なかなぁ、と。
演奏もツインギターがヴォーカルの裏でウネリまくっているのに
CD音源やTVパフォーマンスでは、ヴォーカルメインで、各パートは控え目。さらに
広石さんの美少年っぷりのせいか、他メンバーの演奏がフォーカスされることなく
BOOWY・布袋さんのギターパートの様な、分かり易いカッティングやソロが
伝わりづらかったのも、バンド少年達に届かなかった要因かもしれない。
広石さん曰く「惜しかった」バンドのアップビートなんですけど
アップビートの最大の魅力は、アンバランスや矛盾、分かりづらさにあると思う。
永遠に完成ないから、今もなお愛されるのかな、と。くせになる。
メンバーはカッコよくツンツンしている。でも広石さんは中性的な美少年でいつも元気
バンドの演奏はカッコいい。でもボーカルメインで各パートが伝わりづらい
シングルはキャッチーで万人受けが良い。でも、アルバムはUK/USロック色が強い
歌詞の世界感は分かり易い恋愛や大人への反抗ではなく、世界情勢、社会問題がメイン
最大のアンバランス・矛盾・分かりづらさは、
音楽は硬派なんだけど広石さん(の笑顔)が「とっても可愛い」んですよね。
元気のいい兄貴ではなく、元気のいい美少女風な中世的な少年。
中学生の男子からすると「広石さんが好き」とは中々言い辛かったような(苦笑
私はそんな広石さん、アップビートがむしろ大好きでしたが。
映像集でないかなぁ。
改めてリマスター音源(本シングル集)を聴くと演奏がカッコいいんだよね。
彼らは80年代後半、佐久間さん、ホッピー神山さんのプロデュースで人気が出たバンド。
丁度、BOOWYが人気絶頂、そして解散宣言する中で登場し、ポストBOOWYを期待され
シングルでは「Kiss in the moonlight」や「NO SIDE ACTION」がそこそこヒットし
その後もランキングTOP20くらいに入るシングルを連発するものの、
大ヒット(ミリオンなど)は出ず、最終的にメンバーの脱退、そして95年代に解散。
ただ未だに私のように彼らを愛し、聴き続けている人も多く
現在活動中(或いはその後活動した)バンドにも彼らを公言する人もいるし
90年代のヴィジュアル系の源流となったと評価する人もいたりする
バンドのメインは、ヴォーカルで、ほぼ全ての作詞・作曲担当の美少年、広石さん。
ツンツンにした髪、美少年な容姿とは裏腹に声は低音。いつも元気いっぱい。
他はツインギター(岩永さん、東川さん)、ベース(水江さん)、ドラム(嶋田さん)。
ギターの東川さん、ベースの水江さんが途中で脱退し、3人編成で活動継続。
彼ら自身は特にポストBOOWYとか意識せずむしろUKロックやグラムをいかに
ポップロック、バンドサウンドに落とし込むか、を試行錯誤し
純粋に音楽を楽しんでいたように思う(特に広石さんは)。
今回の付録インタビューでは「ラモーンズのコピーばかり」といっていたので
グラムの影響とUS発のロックバンドをごちゃ混ぜという感じだと思う。
広石さんが表現する歌詞やアルバムの世界観・コンセプトも上記UK・US発の
ロックバンドのように、反体制だったり、ひねくれたものが多く
素直なラブソングが少なかった。(「Kiss in the~」くらいかも)
その点が明らかにBOOWYとは異なり、反抗期をむかえた中高生にとっては
シングル以外の曲やコンセプトをストレートに許容できなかったように思う。
私がまさにそうで、ビートロック、歌謡ロックでもっと売れてほしい、と
中高生時代はひたすら思っていた。(当時の馬鹿で幼稚な私に叱責したい)
彼らのかっこよさは、実はそこ(ビートロック)ではなく
5人編成で最後に発表した「Under The Sun」や、3人編成の最初に発表した
「Weeds & Flowers」に収録されたシングル以外の曲だと思うし、
捻くれた歌詞、世界観、メロディ満載の
3rdアルバムの「Hermit Complex」を名盤とあげるファンは多い。
逆になぜポストBOOWYを期待した多くの中高生に響かなかったのか、考えると
その要因のひとつは、前述の通り、分かり易いラブソングが少なかったこと。
もう一つの要因は、彼らの(というかレコード会社や事務所なんだろうけど)
プロモーションだったように思う。シングル発売時には、人気音楽番組に多数出演、
愛想も非常に良い。広石さんは華奢で美少年半端なく中性的。パフォーマンスも妖艶。
ポストBOOWYを期待していた中高生(反抗期の少年)には
ロックバンドがTVでチャラチャラすんなよ的なかなぁ、と。
演奏もツインギターがヴォーカルの裏でウネリまくっているのに
CD音源やTVパフォーマンスでは、ヴォーカルメインで、各パートは控え目。さらに
広石さんの美少年っぷりのせいか、他メンバーの演奏がフォーカスされることなく
BOOWY・布袋さんのギターパートの様な、分かり易いカッティングやソロが
伝わりづらかったのも、バンド少年達に届かなかった要因かもしれない。
広石さん曰く「惜しかった」バンドのアップビートなんですけど
アップビートの最大の魅力は、アンバランスや矛盾、分かりづらさにあると思う。
永遠に完成ないから、今もなお愛されるのかな、と。くせになる。
メンバーはカッコよくツンツンしている。でも広石さんは中性的な美少年でいつも元気
バンドの演奏はカッコいい。でもボーカルメインで各パートが伝わりづらい
シングルはキャッチーで万人受けが良い。でも、アルバムはUK/USロック色が強い
歌詞の世界感は分かり易い恋愛や大人への反抗ではなく、世界情勢、社会問題がメイン
最大のアンバランス・矛盾・分かりづらさは、
音楽は硬派なんだけど広石さん(の笑顔)が「とっても可愛い」んですよね。
元気のいい兄貴ではなく、元気のいい美少女風な中世的な少年。
中学生の男子からすると「広石さんが好き」とは中々言い辛かったような(苦笑
私はそんな広石さん、アップビートがむしろ大好きでしたが。
映像集でないかなぁ。
改めてリマスター音源(本シングル集)を聴くと演奏がカッコいいんだよね。
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