[日記](読書) 宇宙探偵マグナス・リドルフ(ジャック・ヴァンス) [日記]
SF作品は定期的に読みたくなるし、色々な作家さんを探していたりする。
今回は、米国作家で既に他界しているものの、数々の賞を受賞している、
ジャック・ヴァンスの連絡短編集、「宇宙探偵・マグナス・リドルフ」を読んだので
感想と記録。
触れ込みとしては、「ある時は沈毅なる老哲学者、ある時は知謀に長けた数学者、
しかしてその実体は宙を駆けるトラブルシューター、その名も
マグナス・リドルフ!」らしい。つまり、「宇宙探偵」ではないんですね・・・・。
これは「邦題」がそういう風になっているので、現代は「The Complete・・」。
このミスリードが、読んでいて????となってしまうのが残念。
そして古い作品なので、色々突っ込みどころがあるし、正直にいうと
大人が読んで楽しむ小説では無かったな・・・・と。
登場人物を普通の「人」に置き換えたり、「地球の街」に置き換えると
普通の、些細なトラブル解決ものなんですよね・・
一応、依頼元が、ムカデ型のなんとか○○人とか、何とか星のなんとか、とか
なので、SF作品といえなくもないけど、それだけで「SF」というのも
なんだかなー、という感じ。
ちなみに、マグナス・リドルフはお爺さんで、白髪・ヤギ髭を蓄えて温厚な人物。
依頼に基づいて、現場に訪れ、サクっと解決するのだが、結構、単純な推理で
それだけ・・って感じも否めなくもない。
これ、沢山挿絵があって、小学生のころ読んだら、ハマっただろうな・・・
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