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[日記](読書) ディオゲネス変奏曲(陳・浩基) [日記]


続いて、香港の推理小説、陳・浩基の「ディオゲネス変奏曲」を読んだので記録。
これは短編を集めた短編集で、10周年記念で刊行された作品のよう。

陳・浩基の作品は、「13.67」が面白かった。SFチックでもあり、推理小説だったり。
日本でも受けそうな(実際、受けている?)作家さんだと思う。

長短の短編が17編。どれも、少し不思議な作品たち。
どの作品も最後に「あ~、なるほど」的な腑に落ちる感じが気持ちいい。

時間を売買する作品は、自分だったら時間を売るのか、時間を買うのか、
どっちかな、と思ってみたり。

なかなか良い作家にあった気もするし、欧米、日本以外でもやっぱり
面白い作家は当たり前ですけど、沢山いますね。

逆に日本のミステリが独特過ぎて、少し違和感も覚えるところもある。
アニメ同様、日本の小説も純粋培養されてきたのかもしれないなーなんて。



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